厚木市の不動産買取相場を紹介。査定はアサヒ地建
神奈川県厚木市のマンションや戸建てなどの不動産の相場や取引傾向、不動産の査定や買取をどこに依頼すればいいかをご紹介します。
厚木市で実際に売却する方法、不動産会社に直接買取を依頼するメリットについてもまとめました。
厚木市の不動産の価格相場・売買傾向
厚木市の不動産取引に関するデータを、国土交通省が公開している「土地総合情報システム」から過去5年分を集計しました。「土地総合情報システム」は、不動産取引をした人に対してアンケートを行い、回答データを取引事例として公開しています。
厚木市の戸建ての売買取引相場
2020年、厚木市の戸建て売買取引数は176件でした。平均取引相場は2,621万5,739円、平均坪数は52.6坪、平均坪単価は59万7,134円です。
厚木市戸建て売買取引データ
取引年次 | 平均売却価格 | 平均坪数 | 平均坪単価 |
---|---|---|---|
2020年 | 2,621万5,739円 | 52.6坪 | 59万7,134円 |
2019年 | 2,544万1,549円 | 43.9坪 | 57万8,906円 |
2018年 | 2,901万4,345円 | 54.5坪 | 53万3,577円 |
2017年 | 2,700万8,904円 | 50.5坪 | 63万7,845円 |
2016年 | 2,265万5,952円 | 47.5坪 | 56万238円 |
取引された価格に注目するのではなく、平均の坪単価に注目しましょう。
5年間の平均坪単価推移のグラフを見ることで、厚木市の戸建て価格が上昇・下落しているといったことが分かります。
厚木市で取引された戸建ての平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。
【厚木市戸建て平均坪単価の推移棒グラフ】
2020年、厚木市の戸建て平均坪単価は59万7,134円。2018年から3年間は上昇傾向にあるようです。
厚木市の中古マンションの売買取引相場
2020年、厚木市で行われた中古マンションの売買取引数は97件でした。平均取引相場は1,771万1,875円、平均平米数は68.9㎡、平均平米単価は24万7,652円です。
取引年次 | 平均売却価格 | 平均平米 | 平均平米単価 |
---|---|---|---|
2020年 | 1,771万1,875円 | 68.9㎡ | 24万7,652円 |
2019年 | 1,538万8,067円 | 62.4㎡ | 24万4,726円 |
2018年 | 1,734万1,279円 | 63.0㎡ | 27万4,149円 |
2017年 | 1,672万1,818円 | 68.0㎡ | 24万7,904円 |
2016年 | 1,559万6,124円 | 65.1㎡ | 25万2,469円 |
厚木市で取引された中古マンションの平均平米単価の推移を過去5年分見てみましょう。
【厚木市中古マンション平米単価の推移棒グラフ】
厚木市の中古マンション平均平米単価は、2018年に27万円台になりましたが、ここ5年間はほとんど横ばいであることが分かります。
厚木市の土地の売買取引相場
2020年、厚木市で行われた土地の売買取引数は157件でした。平均取引相場は3,358万2,331円、平均坪数は54.3坪、平均坪単価は35万4,634円です。
取引年次 | 平均売却価格 | 平均坪数 | 平均坪単価 |
---|---|---|---|
2020年 | 3,358万2,331円 | 54.3坪 | 35万4,634円 |
2019年 | 3,174万6,376円 | 84.7坪 | 31万134円 |
2018年 | 2,694万8,590円 | 111.5坪 | 34万718円 |
2017年 | 2,940万7,744円 | 93.4坪 | 35万2,986円 |
2016年 | 2,339万7,912円 | 86.4坪 | 34万1,775円 |
厚木市で取引された土地の平均坪単価の推移を過去5年分見てみましょう。
【厚木市の土地平均坪単価の推移棒グラフ】
2020年、厚木市の土地平均坪単価は35万4,634円と、ここ5年で一番高い数値となっています。
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厚木市は子育て環境が全国でもトップクラスの街
神奈川県厚木市は県内のほぼ中央に位置する特例市で、温暖な気候条件と風水害が少ないことから人気が高まっているベッドタウンです。
現在人口は約22万人を擁しており、神奈川県の主要都市のひとつだといえるでしょう。新宿まで小田急線を使えば約60分で出られるため、都内企業への通勤にも便利でファミリー層が多く住んでいます。
メインステーションとなる「本厚木駅」周辺にはさまざまな商業施設が建ち並び、平日でも深夜までにぎわっているのも魅力です。
一方で、少し郊外へ目を向けると、おだやかな大地が広がります。
北は清川村の宮ケ瀬湖エリア、南は伊勢原市の大山や秦野市のヤビツ峠・蓑毛も近く、豊かな自然を生かした公園やハイキングコースが点在しています。そのため休日やプライベートタイムになると緑に触れ、ストレスフリーな暮らしを満喫するのもおすすめです。
さらに特筆すべきは「子育て・教育環境日本一〜子どもたちの輝かしい未来のために〜」をマニフェストに掲げていることです。
市内で働く保育士を応援するための「保育士奨学金返済助成金」「保育士転入奨励助成金」のほか、医療費の自己負担額を助成する「子ども医療費助成」、一時預かりや休日保育といった「預かり保育サービス」の実施など、各種子育て支援制度に力を入れています。
子育て環境の充実ぶりは全国でもトップクラスで、厚木市が住みやすい街と評価を受けるゆえんでもあります。
厚木市の不動産を売却する方法
厚木市の不動産を売却する方法には、大きく分けて、「買取」「仲介」「任意売却」の3つがあります。
不動産仲介
不動産業者に依頼して、不動産を買ってくれる人を探す方法です。自分で売却価格を設定できるというメリットがありますが、契約成立時に仲介手数料を取られる上、必ず売却できる保証は無く、売却できるまでに時間がかかることがあります。
不動産買取
不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法です。不動産を素早くお金に変えたいときに最適な方法で、最短で数日から1週間程度で不動産を現金化できます。
不動産買取のメリット
- 買い手を探す必要が無い
- 仲介手数料が発生しない
- 売却から現金化までが早い
- 形がいびつな土地や、狭小地でも買取が可能
- 室内の状況を気にせず売れる
- 契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任※)から解放される
(※)瑕疵担保責任とは、マンションや戸建て住宅などを売却した後、一定の期間に欠陥が見つかった場合、売った側が保証しなければならないという義務です。仲介の場合、売った個人が責任を取らなくてはなりませんが、買取であれば、不動産会社が買った時点で個人の瑕疵担保責任は消滅しますので、後になって責任追及される心配はありません。
不動産買取のデメリット
仲介で売却する場合に比べて安い価格(目安としては70〜80%程度)になる可能性があります。
任意売却
任意売却とは、住宅ローンの返済が困難になった時に借入先の金融機関に了承を得て、不動産を売却する方法です。
基本的には、住宅ローンを完済しなければ抵当権を抹消できないため、不動産を売却できません。
任意売却を行うことで、一定の条件のもと抵当権を解除してもらい、不動産を売却します。
住宅ローンを滞納し続けると、最終的には競売にかけられてしまいます。任意売却は競売を回避するために用いられる不動産売却です。
住宅ローンの返済でお困りの場合は早めに不動産会社に相談しましょう。
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